当ブログでは力士名など敬称略で表記しております。ご了承ください。
4/29(月・祝)まで行われていた2019年大相撲春巡業。
4/12(金)に開催された、春巡業大相撲川崎場所を現地観戦してきました!
今回も本場所では観られない見世物や力士たちの表情を観て楽しんできました!
撮った写真を交えながら、春巡業大相撲川崎場所をレポートします。
春巡業 大相撲川崎場所とは
春巡業 大相撲川崎場所は、2019年で開催4回目。
大相撲川崎場所実行委員会と公益財団法人川崎市スポーツ協会が主催し、川崎市が後援に名を連ねています。
会場ではすでに来年の開催についての案内があったので、来年もきっと大相撲川崎場所は開催されるのでしょう。
開催地
春巡業 大相撲川崎場所は、初回から川崎市とどろきアリーナで行われています。
JR線・東急線武蔵小杉駅からバスで約7分、徒歩だと25分くらいです。
行きでバスに乗ったらかなり混雑していて辛かったので、帰りは徒歩で武蔵小杉駅に向かいました。
当日スケジュール
11時過ぎに現地に到着したときは、三段目の取組が行われていました。
この日は三段目の取組が十五番、幕下の取組が八番組まれていました。
相撲甚句
12時過ぎから相撲甚句がスタート。
7人の力士が代わる代わる甚句を歌っていきます。
過去に観たときは6人ばかりで7人の甚句を観ることが初めてだったからか、何だか普段より長かったような気がしました。
初切
巡業のお楽しみといえば初切(しょっきり)。
相撲の禁じ手をおもしろおかしく紹介する見世物です。
東から恵比寿丸(えびすまる)、西から勝武士(しょうぶし)が土俵に上がり、場内を盛り上げてくれました。
ピコピコハンマーで相手を叩いたり
口の中に含んだ力水を相手に吹きかけたり
仲良くピースしたり
何度か見ているのでだいたい何が起きるかわかっているのに、つい笑ってしまいます。
十両土俵入り→櫓太鼓打分
十両土俵入りのあと、呼出照喜(てるき)による櫓太鼓打分が披露されました。
十両取組
十両の取組は全部で十番。
英乃海(ひでのうみ)と翔猿(とびざる)が兄弟で力水をつける場面を観ることができました。
また、写真に収めることはできませんでしたが、塩をわざと土俵下にいる力士にあたるように撒いたり力水に塩を入れたりと力士同士のいたずらを何度か見かけてそのたびに笑っていました。
これも巡業ならではの光景です。
綱締実演
横綱が土俵入りの前にどのように綱を締めるかを土俵上で再現してくれます。
この日は横綱白鵬(はくほう)の綱締実演を観ました。
1人の横綱の綱を締めるのに6人がかり・・・
初めて見たときは驚いたものです。
幕内土俵入り
本場所と違って、巡業のときの土俵入りはとても穏やかです。
土俵上で仲良く話したり
手を振ってくれたり(このときは振らされていた、という表現が正しいですが)
場所によっては赤ちゃんを抱っこしながら土俵入りすることもあります。
横綱土俵入り
白鵬(はくほう)、鶴竜(かくりゅう)の両横綱の土俵入りももちろん行われます。
横綱土俵入りのあと、川崎市長などの挨拶、そして贈呈式が執り行われました。
番外取組
川崎場所での番外取組は、ベテラン力士嘉風(よしかぜ)と地元川崎市出身の友風(ともかぜ)による同部屋対決!
尊敬する兄弟子を相手に友風がどんな相撲を取るか注目していました。
結果は友風が大きな体格を活かし嘉風を吊り上げて、吊り出しで勝利。
場内は大歓声に包まれました。
幕内取組
幕内の取組は十九番行われました。
AbemaTVのコメント欄で取り合い(笑)になっている松鳳山(しょうほうざん)は、竜電に負けました・・・
三役格行司木村晃之助(きむらこうのすけ)が土俵に上がってきたときには、ひとつ気になる点が。
着ている装束、よく見てみると・・・
北の富士の文字がっ!(点があるかないか判断できなかったため、富士で表記しています)
北の富士さん、巡業先でも存在をアピールするとはさすがです(違)
最後の三番の前は、三役揃い踏み。
最後の三番は御嶽海、貴景勝、鶴竜がそれぞれ勝ち。
春日龍(かすがりゅう)による弓取式が行われて大相撲川崎場所は終了しました。
さいごに
春巡業大相撲川崎場所の様子を写真を交えてレポートしました。
巡業の魅力は本場所では観ることができない力士たちの表情(特に土俵上での笑顔)や見世物を観られること。
今回もしっかり堪能し、初切や土俵下のやりとりでたくさん笑いました!
次の巡業は、七月場所(名古屋場所)のあとに行われる夏巡業。
日程が合えば夏巡業も観に行きたい!