当ブログでは力士名など敬称略で表記しております。ご了承ください。
大相撲五月場所(夏場所)は全15日のうち中盤戦と呼ばれる十日目までの取組が終わりました。
十日目を終えての好成績力士を、各階級でまとめました。
幕内好成績力士
幕内は東関脇栃ノ心(とちのしん)が10戦全勝です。
栃ノ心 剛 (@tochinoshin) on Twitter
危ない相撲も何番かありましたが、最後はパワーを見せる相撲で白星を並べてきました。
星の差ひとつの9勝1敗で追うのは、東横綱鶴竜(かくりゅう)、西横綱白鵬(はくほう)の両横綱。
さらに8勝2敗で西前頭十一枚目の千代の国(ちよのくに)が追っています。
十両好成績力士
幕内のひとつ下の階級、十両の先頭は8勝2敗。
東十両二枚目琴恵光(ことえこう)、東十両四枚目の明生(めいせい)、東十両十二枚目矢後(やご)、東十両十四枚目の剣翔(つるぎしょう)の4人が並んでいます。
琴恵光 充憲さん(@k_s_w_d_n_mitsutaka) • Instagram写真と動画
あびこ けんたろう 剣翔 桃太郎 (@S3cJx6gQWg4cy8Z) on Twitter
星の差ひとつの7勝3敗で、西十両筆頭阿武咲(おうのしょう)を始め3人が追っています。
十両はここ数場所最後まで優勝争いが混沌としています。
現時点で名前が挙がっていない力士が優勝争いに名を連ねる可能性はまだあると思っています。
幕下以下好成績力士
力士養成員と呼ばれる幕下以下の階級での好成績力士をまとめます。
幕下以下の力士は、全7番のうち5番相撲までを終えています。
幕下
幕下は西幕下七枚目極芯道(ごくしんどう)、西幕下三十五枚目霧馬山(きりばやま)、西幕下四十枚目武玄大(むげんだい)、東幕下五十七枚目朝鬼神(あさきしん)の4人が5戦全勝。
明日は極芯道ー霧馬山、武玄大ー朝鬼神の取組が組まれました。
これまでの流れを鑑みると、明日行われる全勝同士の取組の勝者が十三日目に対戦し、勝った力士が幕下優勝者となることが予想されます。
三段目
三段目は西三段目二十三枚目琴大龍(ことだいりゅう)、東三段目四十枚目木崎海(きざきうみ)、西三段目四十九枚目唐津海(からつうみ)、東三段目七十枚目田子ノ藤(たごのふじ)、東三段目八十五枚目佐藤山(さとうやま)の5人が5戦全勝です。
明日は琴大龍ー木崎海、唐津海ー田子ノ藤の取組が組まれました。
佐藤山は序二段で全勝の納谷と明日対戦をします。
人数と残り日数の関係から、三段目の優勝者はこの5人から出ることになります。
序二段
序二段は東序二段十一枚目納谷(なや)、東序二段十七枚目力斗(りきと)、西序二段四十二枚目豊昇龍(ほうしょうりゅう)、東序二段五十八枚目佐々木山(ささきやま)、東序二段七十三枚目琴宮倉(ことみやくら)、東序二段八十三枚目海士錦(あまにしき)、東序二段百三枚目大国旭(おおくにあさひ)の7人が5戦全勝です。
いちばん番付が上にいる納谷は三段目の佐藤山と明日全勝対決。
力斗ー豊昇龍、佐々木山ー琴宮倉、海士錦ー大国旭の取組も組まれています。
序二段の優勝者はこの7人から出ることは確実ですが、取組の展開によっては優勝決定戦の可能性がありますね。
序ノ口
序ノ口は東序ノ口十一枚目周志(しゅうじ)、東序ノ口二十七枚目小島(こじま)の2人が5戦全勝で、明日この2力士の取組が組まれています。
明日の取組で全勝力士はどちらか1人になりますが、現時点で4勝1敗力士が11人もいるため、明日勝った力士が序ノ口優勝すると決まるわけではありません。
優勝ラインが1敗に下がり、数名での優勝決定戦が行われる可能性もあります。
さいごに
大相撲五月場所(夏場所)、十日目までの取組を終えての好成績力士をまとめました。
そろそろ優勝争いを予想する時期にきていますね。
幕内と十両は千秋楽まで優勝争いが続くことを個人的に望んでいます。
そのほうが観ていておもしろいですもの!
大相撲五月場所(夏場所)は残り5日間。
これまで同様、しっかりと大相撲を観続けます!