当ブログでは力士名など敬称略で表記しております。ご了承ください。
令和3年大相撲三月場所(春場所)が終わりました。
幕内は東関脇照ノ富士(てるのふじ)が3度目の優勝!
こちらの記事では、令和3年大相撲三月場所(春場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をまとめます。
十二日目終了時点での成績優秀力士おさらいはこちらからどうぞ。
令和3年大相撲三月場所(春場所)各段優勝者
令和3年大相撲三月場所(春場所)、まずは各段の優勝者についてまとめます。
今場所は十三日目の録画を失敗したため、幕下以下の優勝力士インタビューについてはコメントできません・・・ごめんなさい
幕内
優勝:東関脇照ノ富士(てるのふじ)
幕内の優勝争いは十四日目を終えた時点で
- 11勝3敗:東関脇照ノ富士(てるのふじ)
- 10勝4敗:東大関貴景勝(たかけいしょう)、東小結高安(たかやす)、西前頭十二枚目碧山(あおいやま)
の4人に絞られました。
千秋楽では3敗の照ノ富士と4敗の貴景勝、高安と碧山の取組が組まれ、
- 照ノ富士が貴景勝に勝てば優勝
- 貴景勝が照ノ富士に勝てば最大3人による優勝決定巴戦
という状況。
気になる取組の結果は・・・照ノ富士が貴景勝を押し出しで破り、3度目の優勝を決めました!
場所後の大関昇進(返り咲き)も確実に。
ずっと「元の位置(大関)に戻る」ことを目標にしてきた照ノ富士。
有言実行、とてもカッコイイ!
優勝&大関昇進、おめでとうございます!!!
十両
優勝:西十両九枚目白鷹山(はくようざん)
十両の優勝争いは十四日目を終えた時点で
- 10勝4敗:西十両九枚目白鷹山(はくようざん)、東十両十枚目貴源治(たかげんじ)
- 9勝5敗:東十両二枚目石浦(いしうら)、東十両三枚目千代丸(ちよまる)、東十両七枚目宇良(うら)、東十両十三枚目常幸龍(じょうこうりゅう)、西十両十四枚目一山本(いちやまもと)
に絞られました。
協会ホームページには宇良の名前はない(休場してたから?)けれど、ここでは入れています。
千秋楽は
- 白鷹山、貴源治ともに勝てば2人による優勝決定戦
- 白鷹山、貴源治のどちらか1人が勝てばその力士が優勝
- 白鷹山、貴源治ともに負ければ5人〜6人による優勝決定戦
という状況。
先に相撲を取った貴源治が宇良に敗れ、白鷹山が千代丸に勝ったため、白鷹山の十両優勝が決まりました。
突き押しの強さが光った白鷹山の相撲、カッコ良かったです。
来場所は幕内を狙える番付で相撲を取ります。
このチャンスをモノにして、一気に幕内へかけ上がってほしいです。
幕下
優勝:西幕下五十六枚目阿炎(あび)
幕下は西幕下五十六枚目阿炎(あび)が十三日目に優勝を決めました。
3場所出場停止から復帰となった今場所、さすが三役経験者と思わせる相撲で7つ白星を並べた阿炎。
来場所は十両復帰を狙う番付となることが濃厚です。
三段目
優勝:西三段目四十五枚目高麗の国(こまのくに)
三段目は西三段目四十五枚目高麗の国(こまのくに)が十三日目に優勝を決めました。
大きな体を活かした相撲が持ち味の高麗の国は、入門から15年で初めての各段優勝。
嬉しさを胸に、来場所は幕下で勝ち越し目指してがんばってほしいです。
序二段
優勝:西序二段四十八枚目熱海富士(あたみふじ)
序二段は西序二段四十八枚目熱海富士(あたみふじ)が十三日目に優勝を決めました。
先場所の序ノ口優勝に続き2場所連続の優勝。
今場所は怪我からの復帰場所となった幕内経験者の友風(ともかぜ)から白星をあげ先場所以上に大活躍!
注目している若手力士のひとりなので、来場所の活躍も期待しています!
笑顔がかわいい力士です
序ノ口
優勝:西序ノ口二十一枚目村山(むらやま)
序ノ口は西序ノ口二十一枚目村山(むらやま)が十三日目に優勝を決めました。
7番相撲を観たとき、押しの強さを感じました。
来場所序二段でも全勝目指してがんばってほしいです。
令和3年大相撲三月場所(春場所)三賞受賞力士
続いて、横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞を受賞した力士をまとめます。
殊勲賞
殊勲賞:東関脇照ノ富士(てるのふじ)
優勝した力士や横綱・大関に勝った力士に与えられる殊勲賞は、優勝した東関脇照ノ富士(てるのふじ)が3度目の受賞。
照ノ富士の殊勲賞は文句なしですね。
敢闘賞
敢闘賞:東前頭三枚目明生(めいせい)、西前頭十二枚目碧山(あおいやま)
文字通り敢闘した力士に与えられる敢闘賞は東前頭三枚目明生(めいせい)、西前頭十二枚目碧山(あおいやま)が受賞。
明生は初めて、碧山は4度目の受賞です。
2人とも「今日勝てば」との条件をクリアしての受賞。
明生はずっと欲しかった三賞を手にして、インタビューでは冷静に見えたけど心の中では嬉しさが爆発していることでしょう(個人の意見です)。
技能賞
技能賞:西前頭二枚目若隆景(わかたかかげ)
優れた技能を発揮した力士に与えられる技能賞は、西前頭二枚目若隆景(わかたかかげ)が嬉しい初受賞。
千秋楽に勝って、受賞に花を添えました。
今場所、幕内では誰よりも覚醒した力士だと感じています。
このまま好成績を続けていって、おじいさん(元・小結若葉山)の自己最高位を越える活躍を期待しています。
さいごに
令和3年大相撲三月場所(春場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をまとめました。
優勝者
- 幕内:東関脇照ノ富士(てるのふじ)
- 十両:西十両九枚目白鷹山(はくようざん)
- 幕下:西幕下五十六枚目阿炎(あび)
- 三段目:西三段目四十五枚目高麗の国(こまのくに)
- 序二段:西序二段四十八枚目熱海富士(あたみふじ)
- 序ノ口:西序ノ口二十一枚目村山(むらやま)
三賞受賞者
- 殊勲賞:東関脇照ノ富士(てるのふじ)
- 敢闘賞:東前頭三枚目明生(めいせい)、西前頭十二枚目碧山(あおいやま)
- 技能賞:西前頭二枚目若隆景(わかたかかげ)
例年の大阪ではなく東京・国技館で開催された令和3年大相撲三月場所(春場所)が終わりました。
幕内優勝した照ノ富士は、場所後の大関昇進が確実。
来場所は4大関で場所を迎えます。
場所中には横綱鶴竜(かくりゅう)が引退。
もう土俵に立つ姿を観られないのは寂しいですが、親方として強い弟子を育ててくれたら嬉しいです。
明日から大相撲ロス・・・
ABEMAでの1週間無料視聴ができなくなってしまったので、録画したNHK大相撲中継を観ながら少しでもロスを回避していきます。
最後になりますが・・・
力士の皆さん、親方たち、スタッフの方々、そしてファンの皆さま、今場所もお疲れさまでした!
2022年の大相撲スケジュール、まとめています。