当ブログでは力士名など敬称略で表記しております。ご了承ください。
大相撲九月場所(秋場所)は十二日目までの取組を終え残り3日となりました。
そろそろ優勝争いが気になりだす頃合いです。
十二日目を終えた時点での各段の成績優秀力士と展開される優勝争いをまとめます。
大相撲九月場所(秋場所)十二日目終了時点の成績優秀力士
幕内
10勝2敗:西関脇貴景勝(たかけいしょう)
9勝3敗:東関脇御嶽海(みたけうみ)、東前頭八枚目隠岐の海(おきのうみ)、西前頭八枚目宝富士(たからふじ)、西前頭十枚目明生(めいせい)、東前頭十四枚目剣翔(つるぎしょう)
幕内は西関脇貴景勝(たかけいしょう)が10勝2敗で優勝争いのトップを走っています。
大関から陥落し関脇として迎えた今場所、10勝をすれば特例で大関復帰という条件の中十二日目でその条件を満たし、来場所での大関復帰を決めました。
今場所は貴景勝らしい相撲を見せてくれていて、強さも感じます。
1差の9勝3敗で東関脇御嶽海(みたけうみ)、東前頭八枚目隠岐の海(おきのうみ)、西前頭八枚目宝富士(たからふじ)、西前頭十枚目明生(めいせい)、新入幕の東前頭十四枚目剣翔(つるぎしょう)の5人が、2差の8勝4敗で西大関豪栄道(ごうえいどう)、西前頭二枚目朝乃山(あさのやま)と東前頭十六枚目豊山(ゆたかやま)の3人が追う展開となっています。
優勝の可能性があるのはこの9人と予想します。
ただ、貴景勝の相撲を見ている限り4敗力士にはチャンスがないかもしれません。
十両
10勝2敗:西十両十二枚目勢(いきおい)
9勝3敗:東十両十一枚目琴ノ若(ことのわか)
8勝4敗:東十両二枚目隆の勝(たかのしょう)、西十両十四枚目魁勝(かいしょう)
十両は西十両十二枚目勢(いきおい)が10勝2敗で優勝争いのトップに立っています。
勢翔太(Official)Syota Ikioi – ホーム | Facebook
15年目のベテラン勢、ここ数場所は怪我と蜂窩織炎の影響で2桁負け越しが続いていましたが、今場所は初日からいい相撲を見せてくれています。
10勝2敗という成績にも納得です。
1差の9勝3敗で東十両十一枚目琴ノ若(ことのわか)、2差の8勝4敗で東十両二枚目隆の勝(たかのしょう)、西十両十四枚目魁勝(かいしょう)が追っています。
明日は勢と琴ノ若の直接対決が組まれました。
勢が勝てば十両優勝に大きく近づくし、琴ノ若が勝てば千秋楽まで優勝争いが混沌としてくるはず。
4敗の2人はそれぞれ違う力士との取組が組まれています。
幕下
6勝:東幕下二十七枚目照ノ富士(てるのふじ)、西幕下四十六枚目千代の国(ちよのくに)
幕下は大関経験者の東幕下二十七枚目照ノ富士(てるのふじ)と幕内経験者の西幕下四十六枚目千代の国(ちよのくに)の怪我により番付を下げている2人が6戦全勝。
十三日目に直接対決し、勝った力士が幕下優勝となります。
どちらが優勝しても嬉しい!
三段目
6勝:東三段目六枚目津志田(つしだ)、西三段目四十六枚目佐田ノ輝(さだのひかり)、西三段目九十六枚目藤乃若(ふじのわか)
三段目は東三段目六枚目津志田(つしだ)、西三段目四十六枚目佐田ノ輝(さだのひかり)、西三段目九十六枚目藤乃若(ふじのわか)の3人が6戦全勝。
十三日目は津志田-佐田ノ輝、藤乃若は序二段で6戦全勝の元林との取組が組まれました。
藤乃若が勝てば優勝決定戦、負ければ津志田-佐田ノ輝の勝者が三段目優勝となります。
序二段
6勝:東序二段十六枚目元林(もとばやし)、西序二段四十八枚目佐田ノ華(さだのはな)、西序二段九十八枚目碧海浜(あおみはま)
序二段は東序二段十六枚目元林(もとばやし)、西序二段四十八枚目佐田ノ華(さだのはな)、西序二段九十八枚目碧海浜(あおみはま)の3人が6戦全勝。
十三日目は元林が三段目で6戦全勝の藤乃若と、そして佐田ノ華-碧海浜の取組が組まれています。
元林が勝てば優勝決定戦、負ければ佐田ノ華-碧海浜の勝者が序二段優勝となります。
序ノ口
6勝:東序ノ口二十七枚目村田(むらた)、東序ノ口三十枚目大村(おおむら)
序ノ口は幕下筆頭経験がある東序ノ口二十七枚目村田(むらた)と、再出世し今場所番付に名前が戻った東序ノ口三十枚目大村(おおむら)の2人が6戦全勝。
十三日目に直接対決し、勝った力士が序ノ口優勝となります。
さいごに
大相撲九月場所(秋場所)、十二日目を終えた時点での成績優秀力士と展開される優勝争いをまとめました。
十三日目は、幕下、三段目と序二段のどちらか、序ノ口の3つの階級で優勝者が決まります。
各段の優勝者はNHK大相撲中継の幕内の時間帯でインタビューがあるので、本人の嬉しい声が聞けますよ。
大相撲九月場所(秋場所)、残り3日間もたっぷり観戦しましょう!