五月場所(夏場所)

幕内は朝乃山が初優勝!大相撲五月場所(夏場所)優勝力士・三賞受賞力士まとめ

朝乃山優勝アイキャッチ
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当ブログでは力士名など敬称略で表記しております。ご了承ください。

大相撲五月場所(夏場所)が終了しました。

日本相撲協会公式サイト

幕内は西幕内八枚目朝乃山(あさのやま)が初優勝!

また、十三日目の時点で優勝者が決まっていなかった三段目と序二段で千秋楽に優勝決定戦が行われました。

各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をコメントつきでまとめます。

十二日目までの成績優秀力士はこちらでまとめています。

各段優勝者まとめ

まずは、各段の優勝者についてまとめます。

三段目と序二段では優勝決定戦の結果とともにお伝えします。

幕内

優勝:西前頭八枚目 朝乃山(あさのやま)

幕内は西前頭八枚目の朝乃山(あさのやま)が十四日目に優勝を決めました。

朝乃山英樹

十二日目に玉鷲(たまわし)に圧倒されて2敗となり、翌十三日目に栃ノ心(とちのしん)との取組が組まれた時には「実力的には朝乃山の優勝は厳しいかなぁ・・・」と思っていました。

しかしその栃ノ心との取組に勝ち、さらに翌十四日目には大関豪栄道(ごうえいどう)相手に力強い相撲を見せて白星を重ね、1差で追っていた西横綱鶴竜(かくりゅう)が結びの一番で敗れて星の差が2つになったことにより、朝乃山の優勝が決まりました。

千秋楽は小結御嶽海(みたけうみ)に敗れてしまいましたが、富山県出身力士として103年ぶり小結以上の三役経験がない平幕力士として58年ぶりの優勝と記録に残る初優勝となりました。

優勝おめでとうございます!

十両

優勝:東十両二枚目 貴源治(たかげんじ)

十両は十四日目に東十両二枚目貴源治(たかげんじ)が優勝を決めました。

貴源治賢 – Wikipedia

少しずつ番付を上げながらも新入幕へはなかなかたどり着けなかった貴源治。

今場所は圧倒的な強さで初日から10連勝、最終的には13勝2敗という素晴らしい成績で優勝をし、来場所は文句なしの新入幕です!

幕内でもパワフルな相撲を見せてくれることを期待しています。

幕下

優勝:西幕下二枚目貴ノ富士(たかのふじ)

幕下は西幕下二枚目貴ノ富士(たかのふじ)が十三日目に東幕下三十五枚目千代嵐(ちよあらし)との全勝対決を制して優勝を決めました。

十両優勝した貴源治とは双子の兄弟である貴ノ富士。

双子同時優勝という極めて珍しい記録を作りました。

優勝により来場所の再十両を確実にしている貴ノ富士。

優勝インタビューで「(幕下以下の力士がつける)黒まわしは捨てます」と宣言していたので、宣言通り来場所は負け越して幕下に下がることなく番付を駆け上がっていってほしいです。

三段目

優勝:三段目付出 白石(しらいし)

三段目は十三日目終了時点で西三段目十二枚目北勝川(ほくとかわ)と三段目付出でデビューした白石(しらいし)の2人が7戦全勝で並び、千秋楽に優勝決定戦が行われました。

優勝決定戦では白石が北勝川をはたき込みで破り、デビュー場所で初優勝を飾りました。

優勝決定戦含め何番か取組を見ましたが、圧倒的に強い!という印象です。

来場所は幕下に上がることが予想される白石。

この先も活躍を期待しています!

序二段

優勝:西序二段四十二枚目 栃神山(とちかみやま)

序二段は十三日目終了時点で西序二段四十二枚目栃神山(とちかみやま)と西序二段七十八枚目隠岐の浜(おきのはま)の2人が7戦全勝で並び、千秋楽に優勝決定戦が行われました。

優勝決定戦では栃神山が隠岐の浜を上手投げで破り、自身初めての各段優勝を決めました。

来場所は三段目での相撲となる栃神山。

たくさん稽古を重ねて、さらに強くなっていってほしいです。

序ノ口

優勝:東序ノ口二十四枚目川渕(かわぶち)

序二段は東序ノ口二十四枚目川渕(かわぶち)が十三日目に7戦全勝で優勝を決めました。

今場所から番付に名前が載ったばかりの川渕。

同じ錣山部屋の伊藤とともにこれからが期待される力士です。

三賞受賞力士

続いて、横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞を受賞した力士をまとめます。

殊勲賞

殊勲賞:西前頭八枚目 朝乃山(あさのやま)

横綱や大関に勝った力士に与えられる殊勲賞は、優勝した西前頭八枚目朝乃山(あさのやま)が初めての受賞。

幕内での優勝だけでなく、大関豪栄道(ごうえいどう)に勝ったことも評価されているのだと思います。

敢闘賞

敢闘賞:西前頭四枚目 阿炎(あび)、西前頭八枚目 朝乃山(あさのやま)、東前頭十二枚目 志摩ノ海(しまのうみ)

文字通り敢闘した力士に与えられる敢闘賞は、優勝した朝乃山(あさのやま)と西前頭四枚目阿炎(あび)、そして新入幕の東前頭十二枚目志摩ノ海(しまのうみ)の3人が受賞しました。

阿炎は2度め、朝乃山は3度め、志摩ノ海は初めての受賞です。

阿炎と志摩ノ海に関しては「千秋楽の取組で勝てば受賞」という条件付きの中、見事取組で勝って受賞を決めました。

技能賞

西前頭五枚目 竜電(りゅうでん)

優れた技能を発揮した力士に与えられる技能賞は、西前頭五枚目竜電(りゅうでん)が初受賞。

「千秋楽の取組で勝てば」という条件付きの中、対戦相手の碧山を上手投げで下し、嬉しい技能賞受賞となりました。

さいごに

大相撲五月場所(夏場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をまとめました。

応援している力士のひとり、朝乃山の優勝は正直言って想定外でした。

誰も予想していなかったと思います。

予想していなかったけれど、とても嬉しい結果です!

若手もどんどん力をつけてきて、また大相撲を観る楽しみが増えました。

七月場所(名古屋場所)まで大相撲は何もないので寂しいですが、何もない間に力を蓄え、七月場所(名古屋場所)ではまた思いっきり応援したいと思います。

五月場所(夏場所)のあとは何もないけれど、七月場所(名古屋場所)のあとは夏巡業がありますよ。

こんつま
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子供の頃から大相撲が好きな兼業主婦。2015年から国技館での観戦をスタートさせ、2017年からは地方場所や巡業へも足を運んでいます。 2024年も本場所現地観戦!場所中は大相撲最優先の生活。推し力士がどんどん増えていっています。