九月場所(秋場所)

幕内は東前頭三枚目玉鷲が優勝!令和4年大相撲九月場所(秋場所)各段優勝力士・三賞受賞力士まとめ

九月場所(秋場所)優勝力士
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令和4年大相撲九月場所(秋場所)が終わりました。

日本相撲協会公式サイト

荒れに荒れた今場所、幕内は東前頭三枚目玉鷲(たまわし)が昭和以降最年長で2度目の優勝!

また、序二段で優勝決定戦が行われました。

こちらの記事では、令和4年大相撲九月場所(秋場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をまとめます。

十二日目までの成績優秀力士まとめはこちら

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令和4年大相撲九月場所(秋場所)各段優勝力士

令和4年大相撲九月場所(秋場所)、まずは各段の優勝力士についてまとめます。

幕内

優勝:東前頭三枚目玉鷲(たまわし)

幕内は十四日目を終えた時点で

12勝2敗

  • 東前頭三枚目玉鷲(たまわし)

11勝3敗

  • 西前頭四枚目高安(たかやす)

の2人に優勝争いが絞られていました。

千秋楽は2人の直接対決!

  1. 玉鷲が勝てば玉鷲の優勝
  2. 高安が勝てば2人による優勝決定戦

というなんともわかりやすい状況に。

千秋楽の取組結果は玉鷲が高安を押し出しで破り、2度目の優勝を決めました!

37歳10ヶ月での優勝は、昭和以降最年長記録更新!

こんつま

これまでの記録は旭天鵬の37歳8ヶ月でした

なお、先場所の逸ノ城(いちのじょう)に続き2場所連続で平幕力士(番付が前頭の力士)が優勝したのは31年ぶりという記録も打ち立てられました。

十両

優勝:東十両十四枚目栃武蔵(とちむさし)

十両は東十両十四枚目栃武蔵(とちむさし)が十四日目に優勝を決めました。

栃武蔵 陽太 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト

新十両力士の十両優勝は平成30年十一月場所(九州場所)の友風(ともかぜ)以来約4年ぶり。

場所前は「全勝優勝が目標」と公言していた(らしい)栃武蔵、全勝とはいかなかったものの、見事優勝という目標は果たしました。

インタビューでは、「同級生の中でいちばん最初に幕内に上がりたい」と話していた栃武蔵。

来場所はその幕内が見える番付で相撲を取ることが濃厚です。

目標達成に向けて、来場所もがんばってほしいです。

幕下

優勝:東幕下三十六枚目大成龍(だいせいりゅう)

幕下は東幕下三十六枚目大成龍(だいせいりゅう)が十三日目に優勝を決めました。

十両経験を3場所持つ12年目のベテラン大成龍は、今回が初めての各段優勝。

来場所は十両復帰も視野に入る幕下上位での相撲となりますが、「今までどおり一番一番取る」とインタビューで語っていた大成龍。

一番一番取って、ぜひ、十両復帰を決めてほしいです。

三段目

優勝:東三段目七十八枚目欧勝海(おうしょううみ)

三段目は東三段目七十八枚目欧勝海(おうしょううみ)が十三日目に優勝を決めました。

幕下上位の経験があり、怪我で番付を下げている欧勝海。

苦しいとき、周りの人からの温かい言葉が励みになったとインタビューで語っていました。

また、欧勝馬(おうしょうま)が十両に上がったことが刺激になっているとも語っていました。

まずは関取目指して、番付をかけ上がっていってほしい力士です。

序二段

優勝:西序二段四十四枚目高橋(たかはし)

序二段は

  • 西序二段四十四枚目高橋(たかはし)
  • 西序二段七十三枚目千代大豪(ちよだいごう)

の2人が7戦全勝とし、千秋楽に優勝決定戦が行われました。

優勝決定戦は、高橋が千代大豪を寄り切りで下し、2場所連続の各段優勝を決めました。

2場所連続で優勝決定戦に挑んだ高橋、インタビューでは今場所なかなか自分の相撲が取れなかったと話していました。

来場所は勝敗関係なく自分の相撲が取れることを期待しています!

序ノ口

優勝:西序ノ口十六枚目大谷(おおたに)

序ノ口は西序ノ口十六枚目大谷(おおたに)が十三日目に優勝を決めました。

インタビューでは終始にこやかだった大谷。

優勝が決まる一番は、落ち着いて相撲を取ろうと思ったとインタビューで語っていました。

優勝を決めたあと、花道で奥にいた兄弟子にピースサインをした場面が映像で残っており、少し恥ずかしそうにしていた姿が印象に残りました。

相手を圧倒する相撲が多かったので、幕下までは順調に番付を上げそうですね。

令和4年大相撲九月場所(秋場所)三賞受賞力士

続いて、横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞を受賞した力士をまとめます。

殊勲賞

殊勲賞:東前頭筆頭翔猿(とびざる)、東前頭三枚目玉鷲(たまわし)

優勝した力士や横綱・大関に勝った力士に与えられる殊勲賞は、東前頭筆頭翔猿(とびざる)と優勝した東前頭三枚目玉鷲(たまわし)の2人が受賞。

翔猿は初めて、玉鷲は2回目の受賞です。

こんつま

翔猿は「今日勝てば」という条件付きでした

翔猿は1横綱1大関を破り、玉鷲は1横綱3大関をすべて倒しました。

2人とも文句なしの受賞だと思います。

敢闘賞

敢闘賞:西前頭四枚目高安(たかやす)

文字通り敢闘した力士に与えられる敢闘賞は、西前頭四枚目高安(たかやす)が6回目の受賞。

千秋楽まで優勝争いに関わっていたことが評価されたと思います。

西前頭八枚目北勝富士(ほくとふじ)が「今日勝てば」という条件付き受賞でしたが、取組で負けたため初受賞はお預けとなりました。

こんつま

北勝富士は技能賞を2回受賞しているよ

技能賞

技能賞:東関脇若隆景(わかたかがけ)

優れた技能を発揮した力士に与えられる技能賞は、東関脇若隆景(わかたかかげ)が4回目の受賞。

初日から3連敗したときはどうなることかと思いましたが、終わってみれば2桁白星。

下からの攻めが評価されて、技能賞獲得となりました。

さいごに

令和4年大相撲九月場所(秋場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をまとめました。

各段優勝力士

  • 幕内:東前頭三枚目玉鷲(たまわし)
  • 十両:東十両十四枚目栃武蔵(とちむさし)
  • 幕下:東幕下三十六枚目大成龍(だいせいりゅう)
  • 三段目:東三段目七十八枚目欧勝海(おうしょううみ)
  • 序二段:西序二段四十四枚目高橋(たかはし)
  • 序ノ口:西序ノ口十六枚目大谷(おおたに)

三賞受賞力士

  • 殊勲賞:東前頭筆頭翔猿(とびざる)、東前頭三枚目玉鷲(たまわし)
  • 敢闘賞:西前頭四枚目高安(たかやす)
  • 技能賞:東関脇若隆景(わかたかがけ)

上位力士が優勝争いに加われない中、優勝した玉鷲、千秋楽まで優勝争いに加わっていた高安はじめ多くの平幕力士が土俵を沸かせてくれました。

楽しい15日間をありがとうございました♪

最後になりましたが、今場所も力士の皆さん、親方たち、スタッフの方々、そしてファンの皆さま、お疲れさまでした!

また十一月場所(九州場所)でお会いしましょう!

2022年の大相撲スケジュール、まとめています。

こんつま
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子供の頃から大相撲が好きな兼業主婦。2015年から国技館での観戦をスタートさせ、2017年からは地方場所や巡業へも足を運んでいます。 2024年も本場所現地観戦!場所中は大相撲最優先の生活。推し力士がどんどん増えていっています。