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令和4年大相撲七月場所(名古屋場所)が終了しました。
新型コロナウイルス感染者が出たことによる部屋ごと休場が相次ぎ、場所の打ち切りも心配された中終了した令和4年大相撲七月場所(名古屋場所)、幕内は西前頭二枚目逸ノ城(いちのじょう)が初優勝!
逸ノ城 駿 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト
また、序ノ口で優勝決定戦が行われました。
こちらの記事では、令和4年大相撲七月場所(名古屋場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をまとめます。
十二日目を終えた時点での成績優秀力士まとめはこちら
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令和4年大相撲七月場所(名古屋場所)各段優勝力士
令和4年大相撲七月場所(名古屋場所)、まずは各段の優勝力士についてまとめます。
幕内
優勝:西前頭二枚目逸ノ城(いちのじょう)
幕内は十四日目を終えた時点で
11勝3敗
- 東横綱照ノ富士(てるのふじ)
- 西前頭二枚目逸ノ城(いちのじょう)
10勝4敗
- 東大関貴景勝(たかけいしょう)
の3人が優勝争いに名を連ねていました。
千秋楽は照ノ富士と貴景勝、逸ノ城は西前頭三枚目宇良(うら)との取組が組まれたため、
- 照ノ富士、逸ノ城ともに勝てば2人による優勝決定戦
- 照ノ富士、逸ノ城のどちらかが勝てばその力士が優勝
- 照ノ富士、逸ノ城ともに敗れれば貴景勝含め3人による優勝決定巴戦
という状況に。
千秋楽の取組結果は②逸ノ城が勝ち、照ノ富士が敗れたため、逸ノ城の初優勝が決まりました。
十両
優勝:東十両筆頭竜電(りゅうでん)
十両は東十両筆頭竜電(りゅうでん)が十四日目に優勝を決めました。
幕下
優勝:東幕下三十八枚目吉井(よしい)
幕下は東幕下三十八枚目吉井(よしい)が十三日目に優勝を決めました。
中学横綱として角界入りして3年、初めての各段優勝です。
西幕下筆頭金峰山(きんぼうざん)との優勝がかかる一番で上手投げで勝利した吉井。
来場所は十両昇進を狙える番付での相撲となることが確実です。
幕下上位は激戦区ですが、ぜひ十両昇進目指してがんばってほしいです。
三段目
優勝:西三段目二十二枚目朝乃山(あさのやま)
三段目は西三段目二十二枚目朝乃山(あさのやま)が十三日目に優勝を決めました。
6場所出場停止からの復帰場所となった朝乃山。
実力からすれば7戦全勝して当たり前、ではありますが、一番一番ドキドキしながら取組を観ていました。
結果、しっかりと白星を並べて三段目優勝。
危ない相撲はひとつもなかった!
来場所どのあたりまで番付が上がるかわかりませんが、1場所でも早く関取として戻ってきてくれると信じています。
序二段
優勝:東序二段六十二枚目日翔志(ひとし)
序二段は東序二段六十二枚目日翔志(ひとし)が十三日目に優勝を決めました。
取組後に所属する追手風部屋の休場が決まったから、優勝インタビューは実現せず・・・
序ノ口
優勝:西序ノ口十七枚目高橋(たかはし)
序ノ口は
- 西序ノ口十六枚目一翔(かずと)
- 西序ノ口十七枚目高橋(たかはし)
の2人が6勝1敗で並び、千秋楽に優勝決定戦が行われました。
優勝決定戦は、高橋が一翔を押し出しで下し、序ノ口優勝を決めました。
令和4年大相撲七月場所(名古屋場所)三賞受賞力士
続いて、横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞を受賞した力士をまとめます。
殊勲賞
殊勲賞:西前頭二枚目逸ノ城(いちのじょう)
優勝した力士や横綱・大関に勝った力士に与えられる殊勲賞は、優勝した西前頭二枚目逸ノ城(いちのじょう)が3回目の受賞。
1横綱2大関を破ったことが評価されての受賞です。
敢闘賞
敢闘賞:東前頭十七枚目錦富士(にしきふじ)
文字通り敢闘した力士に与えられる敢闘賞は、東前頭十七枚目錦富士(にしきふじ)が初受賞。
新入幕力士として土俵を盛り上げてくれました。
「今日勝てば」という条件が付いていましたが、対戦相手の北勝富士(ほくとふじ)が休場となったため、不戦勝で受賞が決まりました。
技能賞
技能賞:該当者なし
優れた技能を発揮した力士に与えられる技能賞は、該当者なしという結果に。
さいごに
令和4年大相撲七月場所(名古屋場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をまとめました。
各段優勝力士
- 幕内:西前頭二枚目逸ノ城(いちのじょう)
- 十両:東十両筆頭竜電(りゅうでん)
- 幕下:東幕下三十八枚目吉井(よしい)
- 三段目:西三段目二十二枚目朝乃山(あさのやま)
- 序二段:東序二段六十二枚目日翔志(ひとし)
- 序ノ口:西序ノ口十七枚目高橋(たかはし)
三賞受賞力士
- 殊勲賞:西前頭二枚目逸ノ城(いちのじょう)
- 敢闘賞:東前頭十七枚目錦富士(にしきふじ)
- 技能賞:該当者なし
新型コロナウイルスの感染者が増え、部屋ごと休場が相次ぐ中、出場力士たちは懸命に土俵を盛り上げてくれました。
本当にありがとうございました。
世の中の状況がどう運ぶかまったくわかりませんが、来場所が開催されることを信じて2ヶ月過ごしていきたいと思います。
最後になりましたが、今場所も力士の皆さん、親方たち、スタッフの方々、そしてファンの皆さま、お疲れさまでした!
2022年の大相撲スケジュール、まとめています。