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令和3年大相撲十一月場所(九州場所)が終わりました。
幕内は東横綱照ノ富士(てるのふじ)が十四日目に6度目の優勝を決めました!
また、序二段で優勝決定戦が行われました。
こちらの記事では、令和3年大相撲十一月場所(九州場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をまとめます。
十二日目を終えた時点での成績優秀力士まとめはこちら
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令和3年大相撲十一月場所(九州場所)各段優勝者
令和3年大相撲十一月場所(九州場所)、まずは各段の優勝者についてまとめます。
幕内
優勝:東横綱照ノ富士(てるのふじ)
幕内は東横綱照ノ富士が十四日目に優勝を決めました。
自身初の全勝優勝がかかった千秋楽は西大関貴景勝(たかけいしょう)を押し出しで下し、見事全勝優勝を決めました。
圧倒的な強さで全勝優勝を飾った照ノ富士。
通算6度目の幕内優勝です。
おめでとうございます!
十両
優勝:西十両四枚目一山本(いちやまもと)
十両は十四日目を終えた時点で
12勝2敗
- 西十両四枚目一山本(いちやまもと)
11勝3敗
- 西十両十四枚目荒篤山(こうとくざん)
の2人に優勝争いは絞られていました。
千秋楽は
- 先に相撲を取る荒篤山が敗れた時点で一山本の優勝
- 荒篤山が勝ったあと一山本が勝てば一山本の優勝
- 荒篤山が勝ち、一山本が敗れれば2人による優勝決定戦
という状況に。
千秋楽では先に相撲を取った荒篤山が西十両五枚目錦木(にしきぎ)に敗れたため、この時点で一山本の十両優勝が決定。
その後相撲を取った一山本は西十両七枚目大翔鵬(だいしょうほう)をはたき込みで破り、13勝2敗という好成績で十両優勝を飾りました。
来場所の幕内復帰が間違いない一山本。
勝ち越し目指して来場所もがんばってほしいです。
師匠の二所ノ関親方(元大関若嶋津)が一月場所(初場所)で停年を迎えるから、より気合いが入るね!
幕下
優勝:西幕下四十七枚目竜電(りゅうでん)
幕下は出場停止から復帰した三役経験者の西幕下四十七枚目竜電(りゅうでん)が十三日目に優勝を決めました。
自身の行動に対して多くの声が届いているのか、優勝インタビューでは深々と頭を下げていた竜電。
ABEMAのコメント欄も賑わっていました
応援してくれる皆さんにいい相撲を見せ続けてほしいところです。
三段目
優勝:三段目付出金峰山(きんぼうざん)
三段目は今場所デビューの三段目付出金峰山(きんぼうざん)が十三日目に優勝を決めました。
取組を何番か見ましたが、相手を圧倒してばかりであっという間に関取になるんじゃないかと思ったほどです。
また、インタビューでは来日して5年とは思えないほどの流暢な日本語で質問に答えていました。
来場所、幕下でいくつ白星を並べるのか、今から楽しみです。
序二段
優勝:西序二段六十一枚目優力勝(ゆりきしょう)
序二段は十三日目を終えた時点で
- 東序二段十一枚目魁鵬(かいほう)
- 西序二段六十一枚目優力勝(ゆりきしょう)
の2人が7戦全勝。
優勝決定戦は優力勝が魁鵬を引き落としで下し、自身初めての各段優勝。
インタビューでは緊張しながら質問に答えていく様子が印象的でした。
部屋の大関貴景勝(たかけいしょう)を目標に、どんどん番付を上げていってほしいです。
序ノ口
優勝:西序ノ口十枚目井上(いのうえ)
序ノ口は西序ノ口十枚目井上(いのうえ)が十三日目に優勝を決めました。
怪我からの復帰場所となった井上、強い押しでほとんど相手を寄せつけることなく白星を7個重ねました。
インタビューでは同部屋の幕内力士志摩ノ海(しまのうみ)が目標だと話していた井上。
力強い押し相撲で、1場所でも早く幕下まで番付を戻してくれることを期待しています。
井上の自己最高位は幕下二十五枚目だよ
令和3年大相撲十一月場所(九州場所)三賞受賞力士
続いて、横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞を受賞した力士をまとめます。
殊勲賞
殊勲賞:該当者なし
優勝した力士や横綱・大関に勝った力士に与えられる殊勲賞は、該当者なしという結果に。
敢闘賞
敢闘賞:西前頭二枚目隆の勝(たかのしょう)、西前頭十五枚目阿炎(あび)
文字通り敢闘した力士に与えられる敢闘賞は、西前頭二枚目隆の勝(たかのしょう)が2度目、西前頭十五枚目阿炎(あび)が3度目の受賞。
隆の勝は「今日勝てば」という条件付きでしたが、千秋楽の取組で勝って受賞を決めました。
阿炎は場所を盛り上げたので文句なしの受賞ですね。
技能賞
技能賞:東前頭七枚目宇良(うら)
優れた技能を発揮した力士に与えられる技能賞は、東前頭七枚目宇良(うら)が嬉しい初受賞!
我が家推し力士筆頭 #宇良 関、技能賞おめでとうございます🎊
— こんつま (@goldblack_33) November 28, 2021
インタビュー楽しみ✨ https://t.co/Vx66pu9EQm
3日連続肩透かしがあったり、足を取ったり、腕をとってとったりを決めたり、もちろん押しで勝つこともあり、まさに文字通り優れた技能を発揮したと思います。
さいごに
令和3年大相撲十一月場所(九州場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をまとめました。
- 幕内:東横綱照ノ富士(てるのふじ)
- 十両:西十両四枚目一山本(いちやまもと)
- 幕下:西幕下四十七枚目竜電(りゅうでん)
- 三段目:三段目付出金峰山(きんぼうざん)
- 序二段:西序二段六十一枚目優力勝(ゆりきしょう)
- 序ノ口:西序ノ口十枚目井上(いのうえ)
三賞受賞力士
- 殊勲賞:該当者なし
- 敢闘賞:西前頭二枚目隆の勝(たかのしょう)、西前頭十五枚目阿炎(あび)
- 技能賞:東前頭七枚目宇良(うら)
結果として幕内では十四日目に照ノ富士が優勝を決めましたが、十一日目までは好成績力士が普段より多く、割と盛り上がったんじゃないかなと個人的に思いました。
盛り上がる場所は、観ていて楽しい!
来年もたっぷり大相撲を現地、テレビ、ラジオ、ABEMAで観戦します!
最後になりますが、力士の皆さん、親方たち、スタッフの方々、そしてファンの皆さま、今年1年お疲れさまでした!
来年もよろしくお願いします♪
2022年の大相撲スケジュール、まとめています。