当ブログでは力士名など敬称略で表記しております。ご了承ください。
大相撲七月場所(名古屋場所)が開催中です。
十二日目が終わり、優勝争いが気になる頃合いとなりました。
成績優秀力士と、展開される優勝争いをまとめます。
大相撲七月場所(名古屋場所)十二日目を終えての成績優秀力士
大相撲七月場所(名古屋場所)、十二日目終了時点での成績優秀力士を階級順にまとめます。
幕内
12勝:東横綱鶴竜(かくりゅう)
11勝1敗:西横綱白鵬(はくほう)
10勝2敗:西前頭十六枚目照強(てるつよし)
幕内は東横綱鶴竜(かくりゅう)が12戦全勝で優勝争いのトップに立っています。
場所が始まる直前に腰を痛め「今場所は厳しい(負けが多くなってしまう、もしくは途中休場)のではないか」と心配されましたが、その心配をあざ笑うかのように横綱らしい強い相撲を日々見せて白星を並べています。
1差で西横綱白鵬(はくほう)、2差で西前頭十六枚目照強(てるつよし)が追う展開。
残り3日間で全勝の鶴竜が3連敗するとは考えにくいので、優勝の可能性があるのはこの3力士だと予想します。
十両
10勝2敗:東十両六枚目剣翔(つるぎしょう)
9勝3敗:東十両十二枚目貴ノ富士(たかのふじ)
8勝4敗:東十両八枚目大奄美(だいあまみ)、西十両九枚目霧馬山(きりばやま)、東十両十一枚目旭大星(きょくたいせい)、東十両十三枚目一山本(いちやまもと)
幕内のひとつ下の階級である十両は、東十両六枚目剣翔(つるぎしょう)が10勝2敗で単独トップ。
あびこ けんたろう 剣翔 桃太郎 (@S3cJx6gQWg4cy8Z)さんはTwitterを利用しています
場所前に古傷である腰を痛め、さらには場所中に蜂窩織炎を患い満身創痍の状態の中速くて力強い相撲を連日見せてくれています。
1差で追うのは再十両の東十両十二枚目貴ノ富士(たかのふじ)。
十三日目はこの2人の直接対決が組まれました。
剣翔が勝てば自身初の十両優勝に大きく近づくし、貴ノ富士が勝てば4敗力士を巻き込んで十両の優勝争いが混沌としてきます。
この一番の結果次第で十両の優勝争いがどうなるか決まると言っても過言ではないと思います。
幕下
6勝:西幕下二十枚目靏林(つるばやし)、西幕下四十一枚目千代ノ皇(ちよのおう)
幕下は西幕下二十枚目靏林(つるばやし)、西幕下四十一枚目千代ノ皇(ちよのおう)の2人が6戦全勝。
十三日目に直接対決をし、勝った力士が幕下優勝となります。
勝って幕下優勝を決めるのは番付が上の靏林か、関取経験者の千代ノ皇か。
14時頃予定されている2人の取組に注目です。
三段目
6勝:東三段目二十枚目朝天舞(あさてんまい)、西三段目五十一枚目寺沢(てらさわ)、西三段目七十五枚目隠岐の浜(おきのはま)
三段目は東三段目二十枚目朝天舞(あさてんまい)、西三段目五十一枚目寺沢(てらさわ)、西三段目七十五枚目隠岐の浜(おきのはま)の3人が6戦全勝です。
朝天舞と寺沢は所属部屋が同じ(高砂部屋)なので取組は組まれず、十三日目は朝天舞と隠岐の浜、寺沢は栃幸大との取組が組まれました。
寺沢が勝てば千秋楽に優勝決定戦、負ければ朝天舞-隠岐の浜の勝者が三段目優勝となります。
序二段
6勝:東序二段十四枚目誉富士(ほまれふじ)、西序二段四十四枚目時栄(ときさかえ)、東序二段九十八枚目足立(あだち)
序二段は東序二段十四枚目誉富士(ほまれふじ)、西序二段四十四枚目時栄(ときさかえ)、東序二段九十八枚目足立(あだち)の3人が6戦全勝。
十三日目は誉富士-時栄、足立は序ノ口で6戦全勝の丸勝との取組が組まれました。
足立が勝てば千秋楽に優勝決定戦、負ければ誉富士-時栄の勝者が序二段優勝となります。
序ノ口
6勝:東序ノ口二十七枚目丸勝(まるしょう)、西序ノ口二十七枚目櫻井(さくらい)、東序ノ口二十八枚目元林(もとばやし)
いちばん下の階級である序ノ口は東序ノ口二十七枚目丸勝(まるしょう)、西序ノ口二十七枚目櫻井(さくらい)、東序ノ口二十八枚目元林(もとばやし)が6戦全勝です。
なんと3人とも鳴戸部屋の所属。
期待の若手ですね。
同部屋なので十三日目はそれぞれ他の力士との取組が組まれています(丸勝-足立、櫻井-富豊、元林-幸奄美)。
勝者が複数ならば千秋楽に優勝決定戦、1人ならばその力士が序ノ口優勝となります。
さいごに
大相撲七月場所(名古屋場所)、十二日目を終えた時点での成績優秀力士と優勝争いについてまとめました。
幕下のみ確実に十三日目に優勝者が決まります。
他の階級は千秋楽まで優勝者が決まらないという展開を期待しています。
そのほうが観ていて楽しいですもんね!
幕下以下で優勝を決めた力士は、NHK大相撲中継でインタビューを受けます。
インタビューは幕内の時間帯に行われます。