三月場所(春場所)

[2019年]幕内は横綱・白鵬が42回めの優勝!大相撲三月場所(春場所)優勝力士・三賞受賞力士まとめ。

三月場所(春場所)優勝他
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当ブログでは力士名など敬称略で表記しております。ご了承ください。

大相撲三月場所(春場所)が終了しました。

日本相撲協会公式サイト

幕内は東横綱白鵬(はくほう)が42回めの優勝!

また、十三日目の時点で優勝が決まっていなかった序二段で優勝決定戦が行われました。

各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士を個人的なコメントつきでまとめます。

各段優勝者まとめ

まずは、各段の優勝者についてまとめます。

序二段で行われた優勝決定戦の結果とともにお伝えします。

幕内

優勝:東横綱 白鵬(はくほう)

幕内は十四日目を終えた時点で、東横綱白鵬(はくほう)が14勝、西前頭四枚目の逸ノ城(いちのじょう)が13勝1敗という成績で、優勝争いはこの2人に絞られた状態でした。

白鵬 翔 M.Davaajargal (@HakuhoSho69)さんはTwitterを利用しています

力士プロフィール – 逸ノ城 駿 – 日本相撲協会公式サイト

千秋楽の取組ではまず先に土俵に上がった逸ノ城が大栄翔(だいえいしょう)を下して白星を重ね、結びで相撲を取る白鵬を待つことに。

結びの横綱同士の取組で西横綱鶴竜(かくりゅう)が白鵬を下せば白鵬と逸ノ城の優勝決定戦となるためその期待値はなかなか高かったと思いますが、結果は白鵬が下手投げで鶴竜を下し、15戦全勝で自身42回めの優勝を決めたのでした。

何度か危ない相撲があった中、結果として全勝。

まさに「横綱の強さ」を見せつけられた場所となりました。

十両

優勝:東十両筆頭 志摩ノ海(しまのうみ)

十両は十四日目に東十両筆頭の志摩ノ海(しまのうみ)が2場所連続の優勝を決めました。

力士プロフィール – 志摩ノ海 航洋 – 日本相撲協会公式サイト

先場所優勝の勢いそのままに、強さを見せつけてくれた志摩ノ海。

来場所の新入幕は確実です。

幕内力士相手に自分の相撲を取って、着実に番付を上げていってほしいです!

幕下

優勝:東幕下五枚目 美ノ海(ちゅらのうみ)

幕下は、十両経験がある東幕下五枚目の美ノ海(ちゅらのうみ)が7戦全勝で十三日目に優勝を決めました。

七番相撲の相手は鳴り物入りで角界入りした東幕下五十一枚目の納谷(なや)

どちらかというと納谷への期待が高かったと思われる状況の中、「関取経験者」としての強さをじゅうぶんに発揮して納谷を下し幕下優勝を決めた美ノ海。

来場所の再十両が決定しました。

前回の新十両のときはひと場所ではね返されてしまいましたが、その悔しさをバネに来場所は是非「関取としての勝ち越し」を果たしてほしいです!

三段目

優勝:西三段目三十九枚目 唐津海(からつうみ)

三段目は西三段目三十九枚目の唐津海(からつうみ)が7戦全勝で十三日目に自身3回めの三段目優勝を決めました。

来場所は幕下での相撲となります。

大きな体格を生かした力強い相撲が特徴の唐津海。

幕下の壁を突破して関取となるべくがんばってほしいです。

序二段

優勝:西序二段十五枚目 狼雅(ろうが)

序二段は、西序二段十五枚目の狼雅(ろうが)と、怪我により番付を下げている大関経験者の西序二段四十八枚目照ノ富士(てるのふじ)がともに7戦全勝で並んだため優勝決定戦が行われました。

結果は狼雅が照ノ富士を下手投げで下して、先場所の序ノ口優勝に続く序二段優勝を決めました。

土俵際で照ノ富士が狼雅の寄りを堪えているときは膝の状態をかなり心配しました・・・何事もないことを願いたいです。

序ノ口

優勝:西序ノ口十九枚目 寺沢(てらさわ)

いちばん下の階級である序ノ口は、西序ノ口十九枚目寺沢(てらさわ)が十三日目に7戦全勝で優勝を決めました。

怪我を克服しての再スタート。

来場所は序二段でたくさん暴れてほしいです。

三賞受賞力士

続いて、横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞を受賞した力士をまとめます。

殊勲賞

殊勲賞:西前頭四枚目 逸ノ城(いちのじょう)

横綱や大関に勝った力士に与えられる殊勲賞は、14勝1敗と好成績を残した西前頭四枚目の逸ノ城(いちのじょう)が2度めの受賞。

2014年九月場所(秋場所)の新入幕のとき以来、4年半ぶりの三賞受賞となりました。

敢闘賞

敢闘賞:東前頭七枚目 碧山(あおいやま)

文字通り敢闘した力士に与えられる敢闘賞は、東前頭七枚目の碧山(あおいやま)が3度めの受賞。

この敢闘賞、「千秋楽の取組で碧山と東前頭十三枚目の友風(ともかぜ)の勝ったほうが受賞」という条件がついており、取組で碧山が友風を突き倒しで下したため碧山が受賞者となりました。

さらにいうと、ベテラン力士琴奨菊(ことしょうぎく)も「千秋楽に勝てば受賞」という条件がついていたのですが、琴奨菊は残念ながら負けてしまったので受賞ならず。

技能賞

技能賞:東関脇 貴景勝(たかけいしょう)

優れた技能を発揮した力士に与えられる技能賞は、貴景勝(たかけいしょう)が先場所に続き2度めの受賞。

実はこちらも「千秋楽で勝てば」という条件つきでした。

最近、条件つきが多いなと感じております・・・

さいごに

大相撲三月場所(春場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をまとめました。

すでに発表されている通り貴景勝の大関昇進が決まり、来場所の五月場所(夏場所)からは土俵上で「大関・貴景勝」の姿を見ることができることが今から楽しみです。

五月場所(夏場所)チケットの先行予約が各プレイガイドで行われているので、まだ申し込みが終わっていない方はお早めに!

こんつま
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子供の頃から大相撲が好きな兼業主婦。2015年から国技館での観戦をスタートさせ、2017年からは地方場所や巡業へも足を運んでいます。 2024年も本場所現地観戦!場所中は大相撲最優先の生活。推し力士がどんどん増えていっています。